ハウス食品の広報誌『ペパーミル』に連載された「聞き書き 暮らしの中の食むかしばなし」を一冊にまとめたもの。
取材当時80-90代のおばあちゃんたち27人に、少女〜娘時代の食の思い出を語ってもらったもの。聞き書きであり、彼女たちの話しぶりがそのまま楽しめる。
北海道から沖縄、さらには海外植民地で生まれ育った各地のひとたちが選ばれているが、東京出身者が多い。どんなものを食べて育ったか、その地方に独特の食、どこで料理を覚えたか、結婚してからの料理などが述べられている。比較的高い階層のひとが多く、わりといいものを食べている。ただ、戦中戦後の悲惨さは誰もが同じ。
おばあちゃんたちの食の体験はよくわかるのだが、その先がないのがちょっと残念。いまのままでは、ただ並べているだけ。もう少し切り口なりテーマなり分析なりがほしかった。

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明治・大正・昭和の食卓: おばあちゃんからの聞き書き 素晴らしき古き時代の知恵 単行本 – 2001/3/1
ハウス食品ヒーブ室
(編集)
- 本の長さ206ページ
- 言語日本語
- 出版社ルックナウ(グラフGP)
- 発売日2001/3/1
- ISBN-104766206207
- ISBN-13978-4766206203
商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
かつての日本人の暮らしの姿、食事の形、けじめといった、忘れられないあの風景、あの味を、おばあちゃんたちが様々な言葉で語る。ハウス食品の広報誌『ペパーミル』連載の「聞き書き暮らしの中の食むかしばなし」より編集。
登録情報
- 出版社 : ルックナウ(グラフGP) (2001/3/1)
- 発売日 : 2001/3/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 206ページ
- ISBN-10 : 4766206207
- ISBN-13 : 978-4766206203
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