一般的なペットに限っても、犬に関する学術書は多いのですが、猫はただただフォトジェニックな面でしか興味を持たれていません。しかし、
日本においても猫との交渉は古く、その意味で文化史の一端を担うに十分なものだと感じました。

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不思議猫の日本史 単行本 – 2010/6/1
北嶋 廣敏
(著)
- 本の長さ262ページ
- 言語日本語
- 出版社ルックナウ(グラフGP)
- 発売日2010/6/1
- ISBN-104766213548
- ISBN-13978-4766213546
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登録情報
- 出版社 : ルックナウ(グラフGP) (2010/6/1)
- 発売日 : 2010/6/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 262ページ
- ISBN-10 : 4766213548
- ISBN-13 : 978-4766213546
- Amazon 売れ筋ランキング: - 810,417位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2015年1月16日に日本でレビュー済み
著者は評論家。近代文学、江戸文芸などを扱っているようだ。
本書は、日本の猫の歴史と文学を俯瞰したもの。一部、エジプトや中国の猫の話題も。
前半は猫の歴史。日本への移入はいつか、平安時代の猫はどんな姿をしていたか、猫の鳴き声の表記などが、いろいろな資料を持ち寄り、並べることで示されている。考察は少しだけ。ただ、この部分には目新しい資料はなく、いささか物足りない。
後半は、江戸文学のなかの猫の怪異譚。ねこまた、化け猫、恩返しなどの物語が出ている。現代語訳したり、抄訳したりしてくれているので読みやすい。
それにしても、猫のイメージは善悪さまざまなのだなあ。
本書は、日本の猫の歴史と文学を俯瞰したもの。一部、エジプトや中国の猫の話題も。
前半は猫の歴史。日本への移入はいつか、平安時代の猫はどんな姿をしていたか、猫の鳴き声の表記などが、いろいろな資料を持ち寄り、並べることで示されている。考察は少しだけ。ただ、この部分には目新しい資料はなく、いささか物足りない。
後半は、江戸文学のなかの猫の怪異譚。ねこまた、化け猫、恩返しなどの物語が出ている。現代語訳したり、抄訳したりしてくれているので読みやすい。
それにしても、猫のイメージは善悪さまざまなのだなあ。
2012年7月19日に日本でレビュー済み
日本史とありますが、猫と人との付き合いの歴史といった本ですね。
エジプトの熱烈愛猫国家ならではのエピソードから、中国の化け猫話に
日本の有名な化け猫話。
キツネの弟子である猫の姿。
思い込みで化け猫断定されてしまった猫の気の毒な末路の数々は読んでいて非常につらいものの、
猫の恩返し譚も豊富で、人の傍らにいて魅力をふりまく猫の姿がてんこもりで掲載されています。
民俗学の本としてもとても面白くよめます。おすすめですよ。
エジプトの熱烈愛猫国家ならではのエピソードから、中国の化け猫話に
日本の有名な化け猫話。
キツネの弟子である猫の姿。
思い込みで化け猫断定されてしまった猫の気の毒な末路の数々は読んでいて非常につらいものの、
猫の恩返し譚も豊富で、人の傍らにいて魅力をふりまく猫の姿がてんこもりで掲載されています。
民俗学の本としてもとても面白くよめます。おすすめですよ。